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植物

 遺

  研究室

 信州大学農学部、植物遺伝育種学研究室では,ソバ,トウガラシ,アマランサス,カブなどを研究対象として,遺伝資源(育種素材)としての収集・評価と系統分化の解明,諸形質の遺伝解析から品種育成まで、育種についての基礎・応用研究を展開しています。

 また,これらの研究を通じて,信州の気候・風土を生かしたフィールドワーク、海外での現地調査を通じた国際感覚、さらには最新の技術を使用したラボワークを幅広く実践し,身につけることを基本方針としています。
(注:スマートフォンで閲覧すると配置がずれる等のエラーがでてしまうようです。正確な内容をお知りになりたければPCで閲覧することをおすすめします。)

​研究内容

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News & Topics

2025.8.9

 伊那市からの委託により当研究室が実施している伊那市の在来ソバ品種「伊那在来」の復活に向けたプロジェクト「伊那在来そばREBORNプロジェクト」に関して、去る8月5日に行われた播種の様子が各社で報道されました。

伊那谷ねっと(伊那CATV)
長野日報

2025.8.5

 当研究室の大学院博士課程のNahed Ahmedが筆頭著者として、また、当研究室博士課程修了生の近藤文哉氏(現、京都大学研究員)らが責任著者として執筆した論文”Inheritance characteristics and potential of genomic prediction for pungency levels in F1”(トウガラシ(Capsicum annuum)F 1 後代における辛味強度の遺伝特性およびゲノミック予測の可能性)が日本育種学会の英文誌Breeding Scienceに掲載(早期公開)になりました。

2025.7.7

 信濃毎日新聞の科学欄のコラム「知・究・学」において松島憲一教授が「トウガラシ探究の旅」という連載を始めることになりました。第1回目は7月7日月曜日の掲載で、12月まで毎週月曜日に掲載予定です。

信濃毎日新聞知・究・学

2025.7.1

 世論時報社の雑誌「世論時報」の7月号が雑穀の特集号で、ソバに関する松島憲一教授のインタビュー記事が掲載されました。

世論時報

2025.7.1

 リベラルタイム社が発行する季刊誌「蕎麦春秋」第74巻において、松島憲一教授の連載「ソバと蕎麦」に「ソバ以外のソバ「宿根ソバ」」が掲載されました。

蕎麦春秋

2025.6.26

 当研究室松島憲一教授らが育成し(有)八幡屋礒五郎と信州大学が共同出願したトウガラシ品種「八幡屋礒五郎M-2」が品種登録されました。この品種は上向きに房成りで着果し、かつ、ヘタと果実が離れやすい形質を持つ香辛料用品種です。

品種登録データベース

2025.6.15

 隔月誌「産直コペル」(産直新聞社)に松島憲一教授が連載中の「トウガラシ博士が行く!地域野菜あまから訪問記」のvol.71は、「アインチャーとアガヤー 中城村の島ダイコン」と題した記事が掲載されました。

産直新聞社

2025.5.21.

 NHKテキスト「やさいの時間」2025年6 ・7月号に当研究室の松島憲一教授による「トウガラシ博士に聞く もっと知りたいトウガラシの世界」という記事が掲載されました。なお、同号の「【特集】今年は猛暑と闘わない!」は当研究室大学院修了生の中島紀昌氏(現、トキタ種苗)が担当しています。

2025.5.4.

 里山タイ料理GUUUT(箕輪町)の三浦俊幸シェフのご著書『イノベーティブタイ料理「Guuut」の料理と手仕事』(グラフィック社)が発売になりました。当研究室の松島憲一教授もコラム記事「GUUUTの料理を通じて感じる、信州・伊那谷とタイ北部の共通項」を寄稿しています。

2025.4.23

 当研究室博士課程修了生の近藤文哉氏(現、京都大学研究員)が筆頭著者として執筆した論文 Prediction of fruit shapes in F1 progenies of chili peppers (Capsicum annuum) based on parental image data using elliptic Fourier analysis(楕円フーリエ解析に基づく親個体の画像データを用いたトウガラシ(Capsicum annuum)のF1世代の果実形状予測)がComputers and Electronics in Agriculture誌のVolume 236に掲載となり早期公開されました。

2025.4.10

 松島憲一教授が連載をしている隔月誌「産直コペル」(産直新聞社)のvol.71は伝統野菜の特集号であり、その連載を含め松島教授が関係する記事が複数掲載されました。

・エキスパート対談 江頭教授(山形大学)×松島教授(信州大学)伝統野菜は地域文化を伝える”メディア”
・信州大学とケーブルTVが連携 伝統野菜と地域文化を”映像”で残すプロジェクト
・トウガラシ博士が行く!地域野菜あまから訪問記「伝統野菜といえば本連載!」

産直新聞社

2025.4.6

 リベラルタイム社が発行する季刊誌「蕎麦春秋」第73巻において、松島憲一教授の連載「ソバと蕎麦」に「ソバ以外のソバ「ダッタンソバ」」が掲載されました。

蕎麦春秋

2025.3.31

 去る2024年11月21日に東京大学で開催された日本沙漠学会乾燥地農学分科会主催の講演会「乾燥地を巡る食」において松島憲一教授が講演した内容に基づいた論文が、同学会誌「沙漠研究」第34巻4号の小特集に「トウガラシの辛味と乾燥」と題して掲載されました。

2025.3.31

 当研究室で大学院博士課程を修了したAtir MD. Rahmanが筆頭著者、根本和洋助教が責任著者として執筆した論文 “Studies on Ethnobotany of Folk Customs for Cannabis in Naogaon, Bangladesh”(バングラデシュ、ナオガオンにおける大麻に関する民間風習についての民族植物学的研究)および “A History of the Socio-Economic Contribution by the Naogaon Ganja Cultivators’ Cooperatives Society in Bangladesh”(バングラデシュにおけるナオガンガンジャ栽培者協同組合の社会経済貢献の歴史)の2報がTropical Agriculture and Development誌(日本熱帯農業学会)69巻1号に掲載されました。

2025.3.28

 当研究室の松島憲一教授が監修と解説を担当し、信州大学と長野県CATV協議会の連携協定に基づく事業「信州の伝統野菜映像アーカイブスプロジェクト」により作成された特別番組「映像で残す信州の伝統野菜映像アーカイブス2025 未来へのメッセージ」が公開になりました。このプロジェクトは5年目となり今年度で最終年となることから、公開された動画は最終回であり、これまでの総集編です。

​信州大学公式

2025.3.23

 当研究室の小原涼太郎(修士課程2年)が大学院における学術研究の成果が特に顕著であると認められるものとして、また、福嶋明大(4年生)がスポーツ活動で優れた成績を収めたものとして、令和6年度信州大学農学部長賞を受賞しました。3月23日開催された卒業式・学位記授与式にて表彰されました。

2025.3.18

 以下の3学会が開催する春の講演会において当研究室の研究成果が発表されます。

日本育種学会(3月20・21日)

長野県在来カブ品種‘稲核菜’における自家採種の現況と遺伝的多様性評価(小原涼太郎(M2)他2名)

​多年生穀物の開発(ソバ種間雑種系統の開発・評価)

(鈴木達郎(農研機構九州沖縄農業研究センター)、他9名、松島憲一教授も連名)

​園芸学会(3月20・21日)

ネパール在来の四倍体トウ ガラシ‘Dalle Khursani’ (Capsicum sp.)におけるゲ ノム背景の解明(近藤文哉 (京都大学研究員・当研究室博士課程修了生)、他10名、亀山魁人(M2)、番匠弘美(当研究室修士課程修了生)根本和洋助教および松島憲一教授も連名)

核ゲノムおよび葉緑体ゲノムの配列解析によるミャンマー北西部収集 Capsicum chinense 系統と中南米原産 C.chinese 品種との類縁関係の解明
(亀山魁人(M2)、他4名)


​熱帯農業学会(3月18・19日)

トルコ、ネパール、マレーシアから収集したトウガラシ遺伝資源の評価(廣田真夕子、他2名)

2025.2.1

 リベラルタイム社が発行する季刊誌「蕎麦春秋」において、松島憲一教授が第72巻より連載「ソバと蕎麦」を開始しました。その第一回は「ソバの起源と日本での栽培」と題した記事を寄稿しました。

蕎麦春秋

2025.1.21

 当研究室博士課程修了生の近藤文哉氏(現、京都大学研究員)が筆頭著者として執筆した論文Phenotypic simulation for fruit-related traits in F1 progenies of chili peppers (Capsicum annuum) using genomic prediction based solely on parental information(親系統の情報のみに基づくゲノム予測を用いたトウガラシF1後代における果実関連形質の表現型シミュレーション)がMolecular Genetics and Genomics誌のVolume 300に掲載となり公開されました。

2024.12.27

 当研究室の大学院博士課程のNahed Ahmedが筆頭著者として、また、当研究室博士課程修了生の近藤文哉氏(現、京都大学研究員)が責任著者として執筆した論文Identifcation of inheritance and genetic loci responsible for wrinkled fruit surface phenotype in chili pepper (Capsicum annuum) by quantitative trait locus analysis(QTL解析によるトウガラシの果実表面のしわの遺伝と遺伝子座の同定)がMolecular Breeding誌のVolume 26に掲載となり公開されました。

2024.12.16

 12月15日に第31回日本育種学会中部地区談話会が、当研究室が実行委員会となり、信州大学伊那キャンパス(農学部)で開催されました。一般講演会に先立ち、松島憲一教授が「信州の伝統野菜の保全と 遺伝資源としての 利用」と題した話題提供を行いました。また、下記の当研究室院生の研究成果が4件発表され、​このうち、小原涼太郎(M2)については優秀発表賞を受賞しました。小原は昨年に引き続き連続受賞です。

アマランサス(Amaranthus hypochondriacus L.)モチ性系統における起源および伝播の解明
(M2:Dolgorjav Tuvshin、他2名)

登熟温度が普通ソバ(Fagopyrum esculentum)の種子貯蔵デンプン特性に及ぼす影響
M2:木村 勇也、他3名)

長野県在来カブ品種‘稲核菜’における自家採種の現況と遺伝的多様性評価
(M2:小原涼太郎、他2名)優秀発表賞受賞

辛味ダイコンにおけるグルコシノレート高含有メカニズムの解明に向けた研究
(M2:吉永一輝、他2名)

信州大学農学部公式

2024.11.25

 生き物文化誌学会の学会誌「ビオストーリー」42号の特集「信州から考える日本の唐辛子文化」は松島憲一教授が記事とりまとめに参加し、「序論 唐辛子の起源・辛味進化・歴史」、「信州の伝統野菜としての唐辛子」および「総括 地域からみた唐辛子と人との関係」の3記事を執筆しました。また、当研究室博士課程修了生の近藤文哉氏(現、京都大学研究員)もコラム「三宝大甘長やししとうが辛くなくなった理由」を執筆しました。なお、同誌は学会員でなくても購入できます。

生き物文化誌学会

2024.11.21

 11月21日に東京大学で開催された2024年度日本沙漠学会農学分科会講演会「乾燥地を巡る食」において松島憲一教授が 「乾燥ストレスと辛味」と題した講演を行いました。

​日本沙漠学会

2024.11.9

 雑誌サライ(小学館)の2004年12月号の特集「麺の大国ニッポン」のうち蕎麦の特集記事の前半を松島憲一教授が、後半を当研究室博士課程修了生の山根健司氏(高遠そば壱刻)が担当しました。

サライ公式

2024.11.8

 11月6日~7日に、スリランカのSLTCリサーチ大学で開催されたThe 4th Annual International Research Conferenceに、松島憲一教授が登壇し、「Controlling their pungency of chili peppers during breeding and cultivation」と題した基調講演を行いました。また、この基調講演と同会議での学生発表の客員審査員を務めたことで同大学より表彰を受けました。

信州大学農学部公式
SLTCリサーチ大学公式

2024.10.27

 松本市立博物館で10月5日から開催されている特別展和食の関連イベントとして、松島憲一教授が10月27日13:30から展示会場にてギャラリートークを行いました。テーマは「信州と松本の伝統野菜について」。

2024.10.12

 食文化誌「Vesta」(味の素食の文化センター)の136号の特集は「地域のそば」であり、松島憲一教授が編集アドバイザーとして参加するとともに、「ソバを育て、そばを食す-日本における歴史と文化-」、「郷土料理としての信州そば」および「孤児作物としてのソバ、地域食文化としてのそば」の3つの記事を執筆しております。また、根本和洋助教が「ヒマラヤのそば、いまむかし」を、当研究室博士課程修了生の山根健司氏(高遠そば壱刻)が「高遠藩(伊那)のそば」を執筆しております。

2024.10.8

 博士課程大学院(社会人大学院)をこの9月に修了し、学位を取得した当研究室の山根健司氏が筆頭著者として執筆した論文「普通ソバ(Fagopyrum esculentum Moench)の寒晒し処理における異なる処理環境が及ぼす成分変化への影響」および「寒晒蕎麦の伝統的製造地における歴史および現在の製造地における実態調査」の2報が 日本調理科学会誌第57巻5号に掲載になりました。

2024.9.25

 松島憲一教授が令和6年7月10日から7月20日までベトナム北中部ゲアン省クエフォン県およびトゥオンズオン県において、植物遺伝資源の探索収集・調査を実施したことについて、信州大学農学部と信州大学先鋭領域融合研究群山岳科学研究拠点の公式webサイトでそれぞれ紹介されました。

信州大学農学部公式
信州大学山岳科学研究拠点

2024.9.18

 9月18日、信州大学農学部26番教室において当研究室が主催する植物遺伝育種学国際セミナー2024として「ベトナムとスリランカの植物遺伝育種学研究」と題したセミナーが開催されました。この国際セミナーは植物遺伝資源に関する農林水産省委託事業PGRAsiaプロジェクトにより行われ、今回はベトナム植物資源センターの研究者2名を迎えて実施されました。他研究室、他大学の院生学生も聴講したほか、農研機構遺伝資源研究センターへもオンラインで接続、配信して実施されました。講演内容は下記の通り。


1. スリランカにおけるシコクビエの栽培:課題、成果、今後の展望
Deweddanage Geeth Sameera(信州大学大学院生/植物遺伝育種学研究室)

2. ベトナムにおけるイネ(Oryza sativa L.)遺伝資源の保全と、潜在的な在来イネ品種の開発・利用
Hoang Thi Lan Huong(ベトナム・植物資源センター上級研究員)

3. 北ベトナムにおけるツツジ科およびバラ科の野生小果樹の多様性
Tran Thi Thu Hoai (ベトナム・植物資源センター主任研究員
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信州大学農学部公式

2024.9.18

 以下の2学会が開催する秋の講演会において当研究室の研究成果が発表されます。

日本育種学会(9月19・20日)

NUS の遺伝的改良に向けたソバの収量性表現型ポ テンシャルの評価(原尚資(農研機構北農研)、他6名、羽原帆波(M2)および松島憲一教授も連名)

MIG-seq による 2000 年代以前に収集された信州在来そばの遺伝的キャラクタライズ(近藤文哉(当研究室博士課程修了生・京都大学研究員)、他5名、増田栞(当研究室修士課程修了生)、山根健司(当研究室博士課程修了生・高遠そば壱刻)、根本和洋助教および松島憲一教授も連名)

​園芸学会(11月3・4日)

Identification of inheritance and genetic loci responsible for wrinkled fruit surface in chili pepper (トウガラシの果実表面の皺の遺伝と遺伝子座の同定)( Ahmed, Nahed (D21)、他3名)

ゲノミック予測技術を用いたトウガラシ(Capsicum annuum)交配後代における果実諸形質値のシミュレーション(近藤文哉(当研究室博士課程修了生・京都大学研究員)、他5名、熊埜御堂由衣(当研究室修士課程修了生)、根本和洋助教および松島憲一教授も連名)

2024.9.12

 長野県立大学で開催された和食文化学会第7回研究大会において当研究室の研究成果が発表されました。

信州のもちとうもろこし在来品種の伝統的加工利用法(M1(地域共生マネージメントプログラム):西澤 国之、他2名)

木曽地方におけるコナラ属堅果類の伝統的食用利用~「ひだみ」とその栄養成分分析について(修了生(地域共生マネージメントプログラム):都竹 亜耶、他4名)

 

「​信州の伝統野菜を映像で残す映像アーカイブスプロジェクト」とその期待できる効果(松島 憲一教授、他1名)

 また同大会公開シンポジウム「信州の伝統野菜と発酵食」では松島憲一教授がファシリテーターをつとめました。

2024.9.13

 アルピコプラザ(松本市)で開催された第10回信州大学見本市において当研究室の松島憲一教授の活動「信州大学×長野県ケーブルテレビ協議会 「信州の伝統野菜 野沢菜のルーツを探る旅」」が発表されました。

2024.8.28

 当研究室の松島憲一教授が NHKラジオ第1で毎週月~金の午後0時30分~3時55分に放送中の番組「まんまる」の8月28日(水)放送回のうち1時台「ひとのわ」のコーナーに出演し「夏の終わりにトウガラシを学ぶ」と題したトークを行いました。

​まんまる
読むらじる

2024.8.12

  当研究室の社会人大学院生(地域共生マネージメントプログラム)の荻野亮平の料理記事「(FOOD発見)クッキング 四川の夏も暑い 青くささ楽しむキュウリのスープ ナスはピリッと」が朝日新聞に掲載されました。

2024.8.7

 鹿児島大学国際島嶼教育研究センターの山本宗立准教授が筆頭著者で執筆し、当研究室の松島憲一教授および近藤文哉研究員(投稿当時)も連名著者となっている論文Genetic Diversity and Phylogenetic Relationships of Capsicum frutescens in the Asia–Pacific Region: The Pacific Dispersal Route(アジア太平洋地域におけるキダチトウガラシの遺伝的多様性と系統学的関係: 太平洋伝播ルート)がInternational Journal of Historical Archaeolog誌に掲載されました。

2024.8.6

 当研究室の松島憲一教授が監修した記事「なぜ人類は辛味にやみつきになってしまうのか」と当研究室の社会人大学院生(地域共生マネージメントプログラム)の荻野亮平が監修した記事「麻婆豆腐が大好き!だけど、よく知らないあなたへ」がフードカルチャー誌RiCEの2024年9月号(No36)の「特集Hot&Spicy世界は辛さで廻っている」に掲載されました。

2024.8.2

 当研究室で大学院博士課程を修了した近藤文哉が筆頭著者で執筆した論文Identification of inheritance manner and responsible locus (Acsh) related to seed-shattering in grain amaranthus (Amaranthus cruentus).(アマランサスの種子脱粒性に関する遺伝様式と関連遺伝子座の特定)がEuphytica誌のVolume 220に掲載となり早期公開されました。本研究は、近藤と当研究室で大学院修士課程を修了した御子柴宝と学部を卒業した藤原怜生の研究成果をまとめたものです。

2024.8.02

  当研究室の社会人大学院生(地域共生マネージメントプログラム)の荻野亮平の料理記事「(FOOD発見)クッキング 夏野菜で中国料理:上 トマトのうまみ、加熱でマシマシ」が朝日新聞に掲載されました。

2023.7.12

 学部3年生8名が新たに当研究室メンバーに加わりました。

2024.7.01

  当研究室の社会人大学院生(地域共生マネージメントプログラム)の荻野亮平の紹介記事「ありし日の「四川料理」時空超え探求」が「阿部重夫責任編集の新メディア Σtoica [ストイカ]」に掲載されました。

2024.6.20

 信州大学の広報誌「信大NOW」の145号(2024年5月31日発行)の特集「 もっともっと研究LOVE!第2回 キラリ大学院生。DOCTOR&MASTERコース 訪問日誌」で当研究室修士2年生の小原涼太郎の研究と活動が紹介されました。

信大NOW145号

2024.6.20

 当研究室で大学院博士課程を修了したD. V. S. Pubudu. Kumaraが筆頭著者で執筆した論文 Assessing the Impact of Grain-Filling Temperature on the Amylose Content, GBSSI Gene Expression, and  Plant Growth in Tartary Buckwheat (Fagopyrun tataricum ) for Climate Resilient Crop Production. (気候変動に強い作物生産に向けたダッタンソバ(Fagopyrun tataricum)のアミロース含量、GBSSI遺伝子発現、および植物成長に対する穀粒充填温度の影響の評価)がTropical Agriculture and Development誌(日本熱帯農業学会)の68巻2号に掲載されました。

2024.6.20

 京都大学の田中義行教授が筆頭著者で執筆し、当研究室の松島憲一教授も連名となっている論文 The Complete Plastid Genome of Capsicum frutescens and its Phylogenic Relationships (Capsicum frutescensの完全な葉緑体ゲノムとその系統関係)がTropical Agriculture and Development誌(日本熱帯農業学会)の68巻2号に掲載されました。

2024.6.18

当研究室の松島憲一教授が監修と解説を担当し、信州大学と長野県CATV協議会の連携協定に基づく事業「信州の伝統野菜映像アーカイブスプロジェクト」により作成された特別番組「信州の伝統野菜 野沢菜のルーツを探る旅」が公開になりました。このプロジェクトは4年目となります。

​信州大学公式

2024.5.21

 『トウガラシの戦略 辛みスパイスのちから:おいしさの科学シリーズVol.3』(エヌ・ティー・エス・2012年発刊)が 増刷されました。
 この書籍には本研究室の松島憲一教授が「辛いか甘いかトウガラシ」と「世界トウガラシ紀行」という2つの記事を執筆した他、「トウガラシの研究 走査型顕微鏡でとらえたトウガラシの細部」という写真ページの解説や「資料編」の監修も行っています。

2024.5.18

 信州大学農学部同窓会主催の農学部創立80周年記念プレイベントとしてのシンポジウム『「地域と連携する農学部」~伊那谷の歴史に関わり発展に寄与する研究~』が5月18日に産学官連携拠点施設inadani seesで開催され、当研究室の松島憲一教授も「信州の伝統野菜の唐辛子」と題した講演を行いました。 

信大農学部同窓会
​伊那経済新聞
​伊那谷ねっと

2024.5.10

 三栄源エフエフアイ(株)が発行している学術誌『FFIジャーナル』の第229巻第2号の「とうがらしの魅力」特集に、松島憲一教授が執筆した2報文「巻頭言 激辛ブームとトウガラシ研究」「世界の食文化におけるとうがらしの魅力について」が掲載されました。

2024.5.8

(国研)農研機構遺伝資源センター農業生物資源ジーンバンクが発行するAnnual Report on Exploration and Introduction of Plant Genetic Resources(植物遺伝資源探索導入調査報告書)に当研究室研究員(昨年度)の近藤文哉が執筆した論文「Collaborative Exploration of Capsicum and Solanum
Genetic Resources in Northern Vietnam」(北ベトナムにおけるトウガラシ・ナス属等植物遺伝資源の共同探索,2022 年)
が掲載されました。

2024.4.19

 株式会社フロムページが運営する、大学で究める学問発見サイト「夢ナビ」に松島憲一教授のミニ講義「ししとうを不思議だと思ったことはありますか?」講義ページ「世界中のトウガラシを集めて保存するのはなぜ?」掲載されました。

2024.4.1

 当研究室4年生(出場当時3年生)の仁井誠偉が、2023-24シーズンに出場したスノーボード・ジブの大会のうち、以下の2大会で優勝しました。
Sneaky sneak 2024(妙高杉之原スキー場・ 2024年3月2日 )
Freedom festa 福井和泉(福井和泉スキー場・2023年3月9日)

2024.4.1

 大学院修士課程1年生4名(地域共生マネージメントプログラムの2名の社会人院生を含む)が新たに当研究室メンバーに加わりました。

2024.3.31

 当研究室の修士課程大学院生の小原涼太郎が筆頭著者で執筆した論文「長野県在来カブ品種‘開田蕪’における自家採種の現況」および「長野県在来カブ品種‘開田蕪’における形態的特徴の系統間変異」の2報が 信州大学農学部AFC報告のNo. 22に掲載されました。

2024.3.28

 松島憲一教授が令和6年1月15日から1月25日までベトナム東北部カオバン省およびトゥエンクアン省において、トウガラシなどの植物遺伝資源の探索収集・調査を実施したことについて、信州大学農学部と信州大学先鋭領域融合研究群山岳科学研究拠点の公式webサイトでそれぞれ紹介されました。

​農学部公式
​山岳科学研究拠点

2024.3.23

 根本和洋助教が中心となり当研究室の小原涼太郎(修士課程1年)も参加して実施しているJICA草の根技術協力事業「ネパール中等教育における農業教育強化(長野県・高大連携グローカル教育推進)」において、長野県「高大連携による人材育成事業」により3月19~17日にネパールに派遣された長野県上伊那農業高生5人の報告会が3月22日に同校で開催されました。

長野日報
​(報告会)
伊那谷ねっと
​(結団式・2月22日)

2024.3.23

 当研究室の熊埜御堂由依(修士課程2年)が大学院生物資源科学分野の修士論文発表会における優秀発表者として令和5年度信州大学農学部後援会長賞を受賞しました。また、同じく熊埜御堂由衣(修士課程2年)および小原涼太郎(修士課程1年)が優秀な研究成果をあげたことから令和5年度信州大学農学部長賞を受賞しました。3月23日開催された卒業式・学位記授与式にて表彰されました。

2024.3.17

 当研究室の博士課程大学院生のD. V. S. Pubudu. Kumaraが筆頭著者で執筆した論文An Evarluation of the Amylose Content Variations in Tartary Buckwheat (Fagopyrun tataricum Gaertn) Germplasm(ダッタンソバ(Fagopyrun tataricum Gaertn) 遺伝資源のアミロース含量変異の評価)がTropical Agriculture and Development誌(日本熱帯農業学会)の68巻1号に掲載されました。

2024.3.16

 3月16日、姫路市民会館において開催された、ひょうごの在来種保存会講演会(ひょうごの在来種保存会主催)において松島憲一教授が「伝統野菜と食文化」と題した講演を行いました。

2024.3.9

 3月8日、エスバード(長野県飯田市)で「南信州地域信州の伝統野菜産地情報交換会~伝統野菜の新たな振興を考える」(長野県南信州農業農村支援センター主催)が開催され、松島憲一教授がパネルディスカッションのコーディネータを務めました。

​信濃毎日新聞
中日新聞
​南信州新聞

2024.3.2

 以下の2学会が開催する春の講演会において当研究室の研究成果が発表されます。

日本育種学会(3月16・17日)

楕円フーリエ係数を用いたトウガラシ果実形状のゲノミック予測(M2:熊埜御堂 由依、他5名)

アマランサス脱粒性原因遺伝子の探索に関する遺伝学的研究(B4:藤原 怜生、他4名)

長野県在来カブ品種’保平蕪’における遺伝的多様性の評価(M1:小原涼太郎、他2名)

ソバのルチン含量および関連酵素遺伝子に対する花粉親の影響(大塚しおり(農研機構北農研)、他5名、松島憲一教授も連名)

園芸学会(3月23・24日)

単為結果と果実肥大期の干ばつストレスが‘ししとう’(Capsicum annuum)の辛味変動に与える影響(M2:新谷慎太郎、他3名) 

2024.3.2

 3月1日、下條村コスモホールで開催された「親田辛味大根と下條産そばワークショップ」(NPO法人元気だ下條主催)において当研究室の根本和洋助教が親田辛味大根(信州の伝統野菜)についての同村との共同研究結果について、社会人大学院博士課程3年生の山根健司(高遠そば壱刻)が伊那市高遠地域のそば振興の取り組みについて講演しました。

​信濃毎日新聞
中日新聞
​南信州新聞

2024.3.1

 2月22日、アメリカ・ニューヨーク州 のOcean Breeze Athletic Complexで開催された、陸上競技大会Miles Mania 4で当研究室3年生の福嶋明大(信州大学陸上競技部)が混合1マイル走で優勝しました。

Mile Spirit NJ
​信州大学
農学部公式

2024.3.1

 当研究室松島教授が取材協力した『ながののおかず 郷土の食材と料理』(服部一景編著・河出書房新社)において「日本一高い場所にある国立大学 1955年以前から栽培、食の伝承・・「信州の伝統野菜」は今83品目」という記事で松島教授の活動が紹介されました。

2024.2.26

 2月22日、宮田村公民館で「伊那谷ゆるっとつながる農業女子の会」の活動部門である「伊那谷の種と料理を伝え隊」の主催で「viva!!じんだviva!!在来種」というイベントが開催され、松島憲一教授が「在来種と種採り基本のキ」と題した講演を行いました。

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しあわせ信州
(長野県庁)

2024.2.26

 2月21日、木曽町開田高原末川研修センターで木曽町と当研究室の共同研究の成果報告会が開催され、根本和洋助教と修士課程1年生の小原涼太郎が信州の伝統野菜でもある「開田蕪」の形態や採種に関する研究結果の報告を行いました。

中日新聞

2024.2.17